contortion,
contortionist
などで画像検索したり、
シルク・ドゥ・ソレイユ
中国雑技団
で画像検索すると良いと思います。
さて、本題です。
我々はこれまで、バレリーナや新体操選手の柔らかさ(柔軟性)を目指してきました。
しかし、身体デザインコーチ養成スクールでは、一歩先へ進みます。
第1講のテーマはcontortionでした。グニャグニャな身体です。
まあ中国雑技団並の柔らかさ、もしくはシルク・ドゥ・ソレイユの柔らかさということです。
Y字やI字バランスや前後開脚でも亜脱臼だとか靭帯が伸びているとかゴチャゴチャ言う医師の先生方なら、contortionは奇形か破壊� �為か異常なのでしょう。
もちろんきわめて彼らは正常です(医師ではなく、contortionistがです)。むしろ足が上がらない人々が解剖学的に異常かもしれないというのが身体デザインコーチ養成スクールの初日のテーマでした。
おくびとは何か
ちなみに誤解されがちですが、筋肉の拘縮と弛緩の硬い柔らかいと、関節の柔軟性は弱い相関関係しかありません。分かりやすく言えば無関係です。どちらも「身体が柔らかい」と言います。そして関節の柔軟性がある人は筋肉の拘縮も少ないので、混同されがちです。
しかし、筋肉はカチカチなのに人並み以上に柔軟性があるダンサーなどたくさんいます。
反例が1つあれば仮説は崩れます。
なぜそのような誤解が蔓延しているかと言えば、1つは無知であり、もう1つは言葉の使用法の混乱でしょう。「柔らかい」という表現が曖昧すぎるのです。
そのため真面目な身体療法家たちは、しばしば関節の柔軟性を靭帯や周囲の筋肉に還元しようと必死になりま� ��。一生やっても結果にはつながりません。
靭帯は伸びずに切れますし、腱も伸びずに切れます。筋肉をゆるめて、伸ばすというのは一面正しいのですが、基本的には迂遠すぎる方法ですし、結果に結びつきません。
じゃあ、どうやって圧倒的な柔軟性を手に入れれば良いのでしょうか?
それが身体デザインコーチ養成スクールのテーマでした。
動物は、胃のウイルスを捕捉できますか?
そして、自分が手に入れるだけではなく(カバエワ並になった方もいます、ギエムのパンシェのような一直線のパンシェができた武道家も)、他人に施すことができるのが身体デザインコーチです。
もちろん受講生はその理論と気功技術を手にして、実際に実践することもできました。
具体的にはY字バランス、I字バランスを仰向けで当然にできた上で、立っても可能にしました。
そして、いわゆるドゥバンに足を上げ(前方向に足を上げ)顔につくまで可能にしました。これも立ってです。アラベスク、もしくはデリエールにも同様です。一人はカバエワ状態。すなわち、アラベスクの足が耳元まで来るという超絶技巧を達成しました。� ��まといのば」のメンバーではおそらく3名目です。
講座後はヨガのかなり高度なポーズを自習していました。足を後頭骨のところへ持ってくるポーズでバイラヴァのポーズ(?)でしょうか?これは試した受講生は全員できていました。すごいことですが、すごく感じさせませんでした。
カロリー体重どのように多くの人
中国雑技団並の柔軟性を短時間で手に入れさせる技法を短時間で習得させるというのは驚くべきことです。受講生の集中力とゴールの成果です。
受講生は自身が柔軟性を獲得しただけではなく、他人へ安全に短時間で施術する方法も実地で習得しました。自分ができても、人に伝えられなければ今回の講座では意味がありません。
多くのストレッチ教室はこのレベルはゴール以上の成果でしょうが、我々にとっては単なる前哨戦でしかありません(というかスポーツクラブの眠たいストレッチは一体何をしているのでしょうか?別に人事なのでいいのですが、時間と資源の無駄な気がします。強制的な股割りもしかりです)
なぜ我々の体が硬いのか� ��その理由はシンプルです。軍事教練の成果であり、国家のお見事な洗脳とそれを増幅する大衆の無知と、それに輪をかける専門家のバカさ加減なのでしょう。
身体デザインコーチのメンバーがこの先の社会の新しい常識を創り上げてくれるのが楽しみです。
いずれにせよ、気功技術contortionを徹底的に使い込んで、グニャグニャな身体で第2講に臨んでください。
【書籍案内】
*どちらも美しい新体操選手たちの写真集。
終わりなきヒロイン―新体操報道写真集 1980-2010/竹内 里摩子
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*バレリーナや新体操選手には常識でしょうが、足を高く上げるには骨盤を動かすという知見。
ダンサーなら知っておきたい「からだ」のこと/水村 真由美
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*講座でシステマの話しをすることは多いですが、システマを薦めているわけではありません。
システマとは砂上の楼閣であり、単なるマーシャルアーツです。
軍隊の手法から来たマーシャルアーツがそうであるように、伝統的な武術のノウハウを切り貼りしてそれを統合しています。
4つの原則と呼ばれる「呼吸、リラックス、姿勢、動き続ける」はバレエの人から見れば、バレエの原則ですし、気功師が見れば気功の原則です。武道家から見れば武道家の原則でしょう(「動き続ける」とは「動中の静、静中の動」を思い出させます。バレエにおいても「ポーズで止まるな、動き続けよ」という基本的な注意があります)。
4つの原則が生む無限の動きと身体 ロシアンマーシャル� �ーツ システマ入門/北川貴英
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