こどものメタボは大人のメタボに比べ問題は深刻化します。そんなメタボからこどもを守るためには、肥満を予防する事が最善の策といえます。
こうして口で言うのは簡単ですが、大人でさえ肥満予防は中々思ったように上手くいかないものですよね。それは今の日本の生活そのものが太る原因となってしまっているからです。
そして一度増えてしまった体重をダイエットやエクササイズなどで目標体重まで減らすことが、どれだけ困難で厳しいものであるか身をもって経験されている人も少なくないはずです。
かといってここで諦めてしまうのはまだ早いですよ。
何故なら今までダイエットなどで失敗経験のある人の多くが、肥満の原因を把握する事無く単純に食事量を減らしてしまうから、これが失敗へと繋がっていたわけです。そのため肥満の原因をしっかり把握すると共に、生活全般を見直し改善していくことが大切になります。
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こどもの肥満の原因
こどもが肥満になってしまう原因はどこにあるのでしょうか?メタボへと繋がってしまう、こどもの肥満の原因を見てみましょう。
- 遺伝
- 親が肥満であれば、そのこどもも肥満であるケースが多く見られます。
- 出生体重
- この世に生を受け誕生した時の体重がどの程度であったかも関係しています。
低体重で生まれてきたこどもほど肥満になりやすい傾向にあります。 - 環境的な要因
- 「運動不足」「過食・偏食など食生活の乱れ」これらを2大要因とし、健康と肥満に関する知識の乏しさ、精神・心理的な問題とされるストレスなども挙げられます。
こどものメタボは、原因となりうる項目に多く該当すればするほど、メタボになる可能性が高くなるものです。そのためまずは「メタボの原因が一つではない」ということを大人がしっかり理解しておく必要があると言えるでしょう。
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遺伝と環境的な要因
「こどもが肥満なら親も肥満である」というこは珍しくないですね。また「肥満は遺伝」という言葉を聞いて納得される人も多いことでしょう。中でも特に乳幼児期から肥満である場合、遺伝の影響を多大に受けているといえます。
しかし、こどもの肥満の原因はこうした遺伝要因だけではありません。これに加え環境要因もプラスされているのです。そしてこれら2つの割合は「環境要因が7割」「遺伝要因が3割」とも言われているため、遺伝よりも環境の方がこどもの肥満に影響を与えているといえます。
また遺伝的要因があっても「食事に気を配る」「運動習慣を身につける」などにより太りにくい生活を心がけることで、太る心配はありません。逆に言うと遺伝的要因がなくても「食べ過ぎ」「運動不足」の生活を続けることで、これが太る原因になるということです。
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中でも家族揃って肥満である場合、この原因の全てが遺伝的要因によるものであるとは言えません。中には「家族揃って太りやすい生活習慣を送っている」ことも考えられるのです。
こうした遺伝的要因は努力したところで「仕方のないこと」と思われがちですが、こどものメタボの原因として言うならば、この遺伝的要因は環境要因に比べ半分にも満たないわけですから、十分に改善の余地はあります。
最初のうちは辛くて投げ出したくなる努力が必要になるかもしれませんが、これを太りにくい生活習慣へと改善しそれを継続していくことで、体もそんな生活に慣れてくると共にこれが「当たり前の生活」になってくるものです。
そのためこどもがメタボになってしまってから努力しなくて済み、その後も健康的な生活を送れるような環境作りを目指してみてはいかがでしょうか。
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